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リアル・リー・コニッツ

リアル・リー・コニッツ
the real Lee Konitz
レニー・トリスターノ門下生による演奏のアトランティック盤で、1957年ピッツバーグの「ミッドウェイ・ラウンジ」でのライブ録音です。リー・コニッツ(as)、ドン・フェラーラ(tp)、ビリー・バウアー(g)、ピーター・インド(b)、ディック・スコット(ds)というメンバーです。知的でクールなリー・コニッツが光っている名盤です。
ベースのピーター・インドが持ち込んだテープレコーダーで録音したものをリー・コニッツ自身が編集したもので、途中から始まって途中で切れます。かなり変わったレコードですね。でもいい部分だけを抽出しているので聴き応えがあります。最初の曲ストレートアウェイからぐんぐん引き込まれます。目立たないですが、ビリー・バウアーとの相性がいいですね。
PR:リアル・リー・コニッツ

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ウィントン・ケリー/ケリー・グレイト

ウィントン・ケリー/ケリー・グレイト
Wynton Kelly/KELLY GREAT
ウィントン・ケリーの代表作で名盤です。リー・モーガン(tp)、ウェイン・ショーター(ts)、ウィントン・ケリー(p)、ポール・チェンバース(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)のクインテットで1959年、NY録音、ヴィー・ジェイ・レーベルです。リンクルス、ママG、6月の夜、ホワット・ノウ、シドニーの5曲です。長めの演奏が多いですね。
ジャズ・メッセンジャーズのフロントとマイルスのリズムセクションの合体ですから悪かろうはずはありません。才能ある人たちの若さあふれる演奏です。ウェイン・ショーターがちょっと異色ですかね。ウィントン・ケリーのピアノは軽快さに特徴があり、クラシックの影響がない希有なピアニストです。とにかく楽しいピアノで引き込まれます。
PR:ケリー・グレイト

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エリック・ドルフィ/ラスト・デート

エリック・ドルフィ/ラスト・デート
ERIC DOLPHY/LAST DATE
エリック・ドルフィの最後の作品で、1964年オランダでのスタジオライブ録音、ライムライトレーベルです。エリック・ドルフィー(as,b-cl,fl)、ミシャ・メンゲルベルク(p)、ジャック・ショールス(b)、ハン・ベニンク(ds)というメンバーで、バックの人たちはその後もヨーロッパのフリージャズ界で活躍しています。
エピストロフィー、サウス・ストリート・エグジット、ザ・マドリグ・スピークス,ザ・パンサー・ウォークス、ヒポクリストマリーファズ、ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラヴ・イズ、ミス・アンの6曲です。
バップでもなくフリーでもないワンアンドオンリーなマルチリード奏者ですね。楽しげなエピストロフィー、なぜか悟ったような演奏のユー・ドント・・・・が素晴らしい。最後に肉声で「音楽は終わると、空中に消えてしまう。二度と取り戻せない」と言っています。
この録音の27日後に糖尿病で亡くなっています。1964年6月29日です。
PR:ラスト・デイト

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ゲッツ〜ジルベルト

ゲッツ〜ジルベルト
GETZ/GILBERTO
ボサノヴァの大ヒットアルバムで、グラミー賞受賞、シングルカットされたアストラッド・ジルベルトが歌うイパネマの娘が大ヒットしました。1963年NY録音、ヴァーヴレーベルで、スイングジャーナル選定ゴールドディスクです。ジャズ方面でも話題で、ジャズボサとも呼ばれています。プロデューサーはクリード・テイラーです。
スタン・ゲッツ(ts)、アントニオ・カルロス・ジョビン(p)、ジョアン・ジルベルト(g,vo)、トミー・ウィリアムス(b)、ミルトン・バナナ(ds)、アストラッド・ジルベルト(vo)というメンバーです。
イパネマの娘、ドラリセ、プラ・マシュカー・メウ・コラソン、ディザフィナード、コルコヴァド、ソ・ダンソ・サンバ、オ・グランジ・アモール、ヴィヴォ・ソニャンドの8曲で名曲ぞろいです。
これ聴くだけで気分はもうブラジルですね。
PR:ゲッツ/ジルベルト

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マイルス・デイヴィス・クインテット/マイルス・スマイルズ

マイルス・デイヴィス・クインテット/マイルス・スマイルズ
MILES DAVIS QUINTET/MILES SMILES
マイルス・デイヴィスの60年代黄金クインテットの作品で、1966年録音、コロンビアレーベルです。マイルス・デイヴィス(tp)、ウェイン・ショーター(ts)、ハービー・ハンコック(p)、ロン・カーター(b)、トニー・ウィリアムス(ds)という豪華メンバーです。オービッツ、サークル、フットプリンツ、ドロレス、フリーダム・ジャズ・ダンス、ジンジャーブレッド・ボーイの6曲です。静かなサークル以外はかなり躍動感疾走感のある演奏ですね。ダジャレのタイトルと笑顔のジャケットですが、マイルスらしさを前面に出した、真面目にジャズと向き合った作品です。
PR:マイルス・スマイルズ

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松尾和子/スター・ダスト

松尾和子/スター・ダスト
KAZUKO MATSUO/STAR DUST
「再会」が有名な松尾和子ですが、ジャズも歌っています。こういうのはゲテモノだと思われがちなんですが、進駐軍のキャンプやナイトクラブで歌っていたという経歴からすれば当たり前なんですね。1978年ビクターで録音です。
編曲は神保正明、海野浩二、上田力が担当していて、それぞれ、ストリングス入りバラード、コンボ編成、フュージョンとなっています。松尾和子(vo)、鎌田仁(keyb)、ジョー小林(g)、海野欽二(b)、ダンディ富田(ds)、海野浩二(as)、白磯哮(tp)、松崎竜生(vib)他。
スタンダードナンバーばかりです。ウッドベースだけのバックでスキャットで歌い始めるス・ワンダフルがいいです。あなたと夜と音楽と、のけだるい感じも好きです。オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリートのシャウトも聴きどころですね。他に、虹の彼方に、ラヴ・レター、ジャニー・ギター、マイ・フーリッシュ・ハート、テンダリー、等々です。
英語の発音は完璧とは言えないですが、なかなか聞き応えのあるいいアルバムです。
PR:スター・ダスト Star Dust

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